再び武島直貴を演じさせていただきます村井良大です。
この作品で描かれる加害者家族に対する世間の対応を丁寧に表現し、また演じられることを光栄に思います。今回は新しい演出も加わり、より一層力強くお客様の心に響くと思います。前回同様 兄の剛志役にspiさん、そして素晴らしいキャストの方々と演じる事ができ、大変心強いです。新たに加わりましたキャストの皆様と共に、2025年の「手紙」をお届けしたいと思います。ご期待下さい。
「手紙」、再演と言うことでまた剛志をやらせていただきます。この素晴らしいメイド・イン・ジャパン・ミュージカル、強烈なテーマと愛、繋がり、生と死。この全てに全身全霊ぶつけていきたいと思います。我々が生きているこの社会や、人間関係というのは、いつも絶妙なバランスで保たれ崩れ再構築されますが、そこにはいつも愛と縁があるなという気がしてます。この作品でみなさまの人生における、愛と縁とは?なんて偉そうに投げかけてみようなんて思ってます。ぜひ劇場にお越し下さい!
4年ぶりにミュージカルに出演させて頂きます。
『ミュージカル「手紙」』は2022年版を観させて頂き、物語が進むにつれ身につまされる想いで傷つき、そして三浦透子さん演じる由実子に救われました。 この物語において由実子が重要な"光"の役割を担っていると思います。 他人事だと思っていたことが、ある日突然、自分のことになる。誰も知ることのできない運命がそこにあるからこそ、私たちは日々何を感じ、考え、誰とどう生きていくかが大切なのだと思います。由実子の瞳に映る光に導いてもらいながら、この作品の旅に出たいと思います。
今回の『ミュージカル「手紙」』では祐輔役を演じます!鈴木悠仁です。
先輩も出演していたこの「手紙」という舞台に出演できること、凄く嬉しいです!
この役は、芯の通ったかっこいい人間です。メジャーバンドになることを夢見て活動する祐輔の姿は自分と似ているところがあります。バンドマンの役なのでボイストレーニングや楽器のレッスンなど色々と準備をしています!
皆さんに最高の舞台を届けられるように頑張ります!是非見に来てください!
今回初めてミュージカルの出演が決まり、とても嬉しいです。
また自分の特技でもある楽器を活かしてステージに立つことができるのも楽しみです。
悠仁、稲葉と3人で披露する劇中歌では、初めてドラムにも挑戦するので、毎日歌の練習とあわせてドラムの練習もしています。僕にとって初挑戦だらけの『ミュージカル「手紙」』、心強いメンバーの2人と協力して頑張ります!是非楽しみにしていてください!
この度、アツシ役を演じます。少年忍者の稲葉通陽です。
今回、僕は初めてのミュージカル作品への出演となりました。今までずっとミュージカルに出演したいと願っていたので、それが叶いとても嬉しいです。
アツシはスペシウムというバンドの一員でベースを担当しているので、ベースを演奏する姿にも注目して見ていただきたいです!
お芝居も歌もベースも沢山稽古を重ねて、みなさんの心に響く素敵な作品になるよう精一杯頑張ります!
この度『ミュージカル「手紙」2025』に出演させていただける事に感謝しています。
前回の朝美は、とにかく自分が崩れない様にしている、子供から大人になる過程で生まれる葛藤や、世間の反応を反映した様な役作りをさせて頂きました。今回はこれに加え朝美の存在意義や、細かな思考の変化に着目して作り上げていけたらと思っています。
前回キャストに加え新キャスト、そして新たな台本に力を借り、もっと深く、残酷に現実を投影できればと思っております!今まで手紙を愛してくださった方々にも、これから「手紙」に出逢う方々にも、何年も心に残る作品になる様頑張ります!!
2017、2022年と出演し、今回3度目の挑戦になります。回を重ねるごとに見える世界も変わってきました。加害者家族として生きることについて色濃く描かれていますが、被害者家族として生きる上でどう決着をつけていくのか、そしてどうしたら次の一歩を踏み出せるのか、おそらく今回もまた違う感じ方をするんだろうと思います。この世界に生きる人間として今の自分が感じることを大切に丁寧に演じて生きたいと思います。
先日、一回り以上年下の知人が「私この小説大好きなんです!」とこの作品について話をしてくれました。改めて、この作品が持つ普遍的なメッセージの強さや色褪せない魅力を感じ、演劇作品として届ける一員となれる事を光栄に思います。
また、今回はまた新たな演出や初めて登場する役もあるとの事で、私自身進化した『ミュージカル「手紙」』に出会えるのがとても楽しみです。どうぞ宜しくお願いします!
「手紙」4度目の挑戦へ
初演から数えて9年。4度目の挑戦が出来る機会を頂けたこと、光栄で、とても興奮しています。そして、新しい仲間、感触、感覚に出会える!そして、「手紙」初の岡山公演!!今からワクワク、ゾクゾクしています。じっくりと、また豊かに、全身全霊で向かい合います。
きっと桜が咲き始める頃ですね。劇場でお会いしましょう。
自分にとって大切な「手紙」にまた出演させていただきます。
2016年の初演のオーディションの時に、何か人を殺す道具を持ってきて下さいと言われて、何が一番残酷かを考え、思い、娘が使っていた縄跳びを持って行ったことが思い出されます。
またあのヒリヒリとした稽古場に戻れると思うと俳優として、すごく楽しみです。
よろしくお願いします。
『ミュージカル「手紙」』は上演するたびに加筆して、進化と深化を目指しています。今回も演出家の発案で思いきった挑戦をした結果、いくつもあるテーマの中から〈家族〉という要素がくっきりと浮かび上がり、主人公の決断の重さがいっそう胸を打つようになりました。ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高です。舞台はお客様の拍手によって育ちます。妥協を知らない「手紙」の成長を、ぜひ劇場で見守ってくださいますようお願いいたします。
2016年産声を上げた『ミュージカル「手紙」』今回で4回目、公演を重ねるごとに進化し成長する。音楽も編成を変えたり曲を増やしたり減らしたり、オリジナルミュージカルだからこそ味わえる醍醐味だ。
今回は物語の中で心情を歌う曲の歌詞はそのままにメロディーを演じる俳優の個性に合わせて変えてみた。試みは大成功!回数を重ねる毎に、演じる俳優たちの歌う歌が同じ曲なのに変化する。
音楽を通して、俳優達の生きてきた月日の分だけ深みが増し同時に曲達も成長する。そんな変化を今回も目撃できる。最高の瞬間だ!2025年春、新たな『ミュージカル「手紙」』が誕生する。楽しみでたまらない。
『ミュージカル「手紙」2025』上演決定に寄せて
オリジナルミュージカル『手紙』はいつも私の心の大切な場所に寄り添い続けている作品です。また、演出家としてこれからも時間をかけて創り続けていきたいと決意している演劇作品でもあります。この素晴らしい演目を再び演出するチャンスをいただけたことに大きな幸せを感じています。
今回の上演は、特にオープニングとエンディングに2025年版独自の演出を考えました。これまでなかった役も舞台上に登場します。上演台本は変化と、進化を続けています。新たに参加するメンバーが与えてくれた影響を元に、新曲、曲の新しいアレンジが加わりました。2025年のこのメンバーでしか創れない鮮烈な『手紙』を上演したいと思っています。2016年の初演から9年が経ちました。たくさんの方の想いと愛がつまったミュージカルです。2016年、2017年、2022年それぞれの上演を共に創った仲間たちに心からの敬意と感謝を込め、思いを胸にしっかりと刻み、一歩一歩大事に進んでいきたいと思います。
創作にあたっては、東野圭吾さんが原作に込めたメッセージに座組一丸となって向き合っていきたいと考えています。舞台は1990年代から2010年代までの日本、とある兄弟を中心とした物語です。日常、そして音楽が大きなテーマです。話は冒頭、兄が犯した強盗と、兄が人を殺めてしまう罪が描かる場面から始まります。兄弟の姿を通して、人は誰しも被害者、加害者、被害者家族、加害者家族になり得るのだということ。日常はいつも突然変わる可能性を秘めているということ。そして、私たちの日々は、もっとこうすればよかった、もう少し他の行動ができたはずだという、在り得たかもしれない現在を願う後悔の連続ではないかと作品が教えてくれます。兄も弟も全てを失い、他の登場人物も一人一人が必死にもがき生活する中、音楽が寄り添い、今を照らす、かすかな希望の光になります。
たった一人だけの肉親である兄による犯罪。音楽という夢を一度は諦めた弟。劇中、胸が締め付けられる多くの出来事を経て、兄、弟、そして他の人物たちは、経験も、立場も、状況も違う中で、自分の人生の在り方を考えます。そして’帰るべき場所’、ホームはどこにあるのかと問い、生きていきます。帰るべき場所を見つけた弟と、帰るべき場所が今はない兄の別れ。ラストシーンでは、深く豊かな家族の愛の姿を、観客席に手渡したいと強く願っております。
最後になりますが、上演の継続を決めたプロデューサー、製作の皆様、作品の礎を作った、脚本・作詞の高橋知伽江さん、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子さんをはじめとする全カンパニーメンバーと素敵な仕事をしたいと思っています。言葉の強さと音楽の楽しさや温もりを大切に紡ぎ、最愛のお客様にお届けしたいと思っております。全国の劇場にて、お待ちしております。